カードローンなどでお金を作りたい

お金が必要になったときに思いつくのがカードローンによるキャッシングです。

銀行のカードローンにも色々なタイプがあります

銀行のカードローンにも色々なタイプがあります

銀行のカードローンというと、消費者金融と比べて金利が低く、その代わりに審査が厳しいというイメージがあると思います。
基本的にはその傾向が高いですが、中には消費者金融並の金利のカードローンや、同じく消費者金融のように無利息期間を設けているカードローンもあります。

いわゆるメガバンクのカードローンは金利が14%程度のものが多く、その分審査が厳しいという、先に書いたような銀行のカードローンのイメージそのままです。このイメージが先行してしまい、銀行のカードローンは全てそのような点が特徴だと思われているのでしょう。

ですが、例えばオリックス銀行のカードローンは最高金利が年利17.8%と、消費者金融のプロミスと同等です。そして、新生銀行のカードローンの”レイク”では更に高い18%になっています。これは消費者金融での最高金利と一緒です。
この最高金利は、原則的に100万円未満の借入れに対して設定されます。カードローンではそれほど高額な借入れはあまり行われない為、実質的にこの最高金利での借入れになることがほとんどだと考えてください。

そして、楽天銀行や上記のレイクでは、消費者金融のように無利息期間を設けています。カードローンでこの無利息期間を設けている銀行はほとんどありませんが、中にはこのような銀行もあります。
特にレイクは元は同名の消費者金融ということもあり、銀行のカードローンというより、条件面などが消費者金融に近いと言えます。

メガバンクの審査の通過率は、平均して20%程度だというデータがあります。これは大手の消費者金融の平均が45%程度だというデータと比べて、半分以下のかなり低い数字になっています。その分、この厳しい審査を通過できれば、比較的低い金利での借入れが行えると言えます。

銀行でもメガバンク以外では、金利こそ消費者金融並のことが多くなりますが、この審査の通過率は高くなっています。元が消費者金融ということもありますが、レイクの審査の通過率は35~40%程度です。ここまでくると、金利といい、無利息期間があることといい、もう消費者金融とあまり変わらないかも知れません。

このように、銀行でもほとんど消費者金融と変わらないカードローンも中にはあるので、申込みの前にきちんと条件面を確認することが大切だと言えます。

しかし、銀行のカードローンならではの共通した特徴もあります。それは、総量規制の適用外という点です。
消費者金融では借換えになる場合、総量規制の対象にならない「おまとめローン」という別の契約になりますが、銀行ではそのような別の契約になることはなく、通常のカードローンで高額な借換えも可能だという点があります。この点は、銀行のカードローンならではだと言えるでしょう。