カードローンなどでお金を作りたい

お金が必要になったときに思いつくのがカードローンによるキャッシングです。

カードローンの金利と審査の通過率

カードローンの金利と審査の通過率

カードローンは消費者金融や銀行で扱っていますが、一般的には消費者金融の方が審査に通りやすいと言われています。
そして、その代わりに金利は高いというのが定説になっていますが、実際にはこれらはどれくらい違うのでしょうか。

まず、消費者金融の大手3社の審査の通過率は、45%程度です。この大手の3社とは、プロミス、アコム、そしてアイフルです。
これに対して、メガバンクと呼ばれる三菱東京UFJ銀行三井住友銀行、みすほ銀行、そしてりそな銀行埼玉りそな銀行を含む)のような大手の銀行のカードローンの審査の通過率は、20%程度になっています。

これは消費者金融と比べると、かなり低い数字だと言わざるを得ません。消費者金融と銀行の審査の通過率は、実際にこれだけ違うのです。

しかし、金利という面では銀行のカードローンに軍配が上がります。

消費者金融金利は最高で年利18%のことが多くなっています。これは100万円未満の融資に対する利息制限法による上限ということもあり、消費者金融ではほとんどの業者がこの数字で横並びです。

銀行のカードローンは、これよりも低いことが多いです。特にメガバンクのカードローンでは、みすほ銀行が最高で14%、りそな銀行では最高で12.475%です。
このような低い金利でカードローンを利用できるのが、銀行を利用する最大のメリットだと言えるでしょう。

ですが、上記のように審査の通過率が消費者金融より厳しいという点を忘れてはいけません。

メガバンクのカードローンは申し込みをした人の約5人に1人しか審査を通過できないという数字になっているので、急ぎの場合には向いていません。低い金利で利用できる分、慎重に審査を行う傾向があります。よって、すぐにお金が必要な場合は消費者金融を利用した方がいいかも知れません。

また、銀行のカードローンでも、メガバンクではない地方銀行などでは、消費者金融並の金利のことも多くあります。銀行のカードローンであれば、必ず消費者金融より金利が低いという訳でもないので注意してください。
そのような銀行ではメガバンクより審査を通過しやすくなっていることが多いですが、消費者金融の数字には及びません。その為、消費者金融メガバンクの中間的なカードローンだと考えていいでしょう。

このように、どちらのカードローンを利用した方がいいのかということは、一概には言うことはできませんが、基本的にはすぐにお金が必要な時には消費者金融を、多少審査に時間が掛かっても、少しでも低い金利で融資を受けたい場合はメガバンクのカードローンが有利だということになります。